はじめに
小さい頃から体にアトピーがあった。でも顔には出ていなかった。だから油断していた。
大学に入って一人暮らしを始めた。コンビニ飯が続き、生活リズムが崩れた。当時はブラウン管のパソコンを使っていて、電磁波が顔に直接当たるような環境だった。それが引き金になったのかどうかは今でもわからない。ただ、あるとき眉毛のあたりにアトピーが出始めた。
知識がなかった自分は、市販のステロイド軟膏を顔に塗った。それが間違いだった。
症状はみるみる悪化した。顔全体に広がり、眉毛が抜け落ちた。目がただれた。もともと抱えていた強迫性障害もそのストレスで一気に悪化した。あの時期は、本当に地獄だった。
病院でプロトピック、顔のカビを取る薬、そして最終的にはステロイドの内服薬まで試した。内服薬を飲むと顔がムーンフェイスになった。痒みはなくなったが、薄皮一枚でアトピーを抑えているような感覚で、体に明らかに悪いと感じてすぐにやめた。やめた途端、ものすごい勢いでアトピーと蕁麻疹が出た。
医師に「どうやったら治るんですか」と懇願しても、「いつか楽になりますよ」と力なく微笑むだけだった。
もう医者には任せられない。そう思った。
そんなとき、ドラッグストアの店員さんに勧められたのがタウロミンだった。
タウロミンとは?
タウロミンは興和が製造する市販の内服薬で、ドラッグストアで購入できる。
もともとはアトピーなど皮膚炎・皮膚のかゆみのための薬として作られたもので、11種類の生薬にカルシウム・ビタミン・アミノ酸など合計23種類の有効成分が配合されている。
花粉症への効果も知られており、花粉症の場合は症状が出る3ヶ月ほど前から飲み始めると効果的と言われている。抗ヒスタミン剤は少量しか含まれていないため、眠気が出にくいのも特徴だ。
※第二類医薬品のため、用法・用量は必ず確認してください。
実際に飲んでみた感想
飲んでみて驚いたのは、効果をわりとすぐに実感できたことだった。
あれだけ悩まされていた痒みが、明らかに和らいだ。タウロミンがアトピーを「治す」わけではない。でも、痒みが緩和されるだけで生活がまったく変わった。眠れる。集中できる。それだけで十分だった。
もう一つ良かったのが、飲む量を自分で調整できること。痒みがひどい日は多めに、落ち着いている日は少なめに。自分の体の状態に合わせて調整できるのが、長く使い続けられた理由だと思う。
ただ、効果には個人差があると思う。すぐに実感できる人もいれば、じわじわ効いてくる人もいるかもしれない。
また、タウロミンにはビタミンB群も含まれており、血流改善にも関与するとされている。自分が「血流が全て」と感じるようになった背景に、タウロミンが影響していた可能性もあると今は思っている。
タウロミンと小粒タウロミンの違い
タウロミンには通常版と小粒タウロミンがある。
大きな違いは、通常版には腸内環境を整える整腸剤(ラクトサン末)が入っている点。アレルギー体質の改善を目指すなら通常版、飲みやすさ重視なら小粒版という選び方もある。
こんな人に向いているかも
- 市販薬でアトピーの痒みを和らげたい人
- 花粉症とアトピーを両方抱えている人
- ステロイドに頼らず痒みをコントロールしたい人
- 眠気が出る薬が苦手な人
注意点
- アトピーの根本治療ではなく、痒みの緩和が目的
- 他のアレルギー薬・抗ヒスタミン剤との併用は避ける
- 服用後の車の運転は注意(眠気が出ることがある)
- 長期連用は避けること
- 症状が重い場合は皮膚科へ
おわりに
タウロミンはアトピーを「治す」薬ではない。でも、痒みで眠れない夜を何度も乗り越えさせてくれた。
ドラッグストアで手軽に買えて、自分で量を調整できる。当事者として、同じように痒みで悩んでいる人に一つの選択肢として知ってもらえればと思う。
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本記事は個人の体験に基づくものです。効果には個人差があります。医薬品の使用は用法・用量を守り、症状が重い場合は医師・薬剤師にご相談ください。

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