【アトピー歴40年】医者に見放された自分が、一本の映画で変わった話

少し自分の話をさせてほしい。

子供の頃から体にアトピーがあった。大学で一人暮らしを始めてから顔に広がり、知識がなかった自分は市販のステロイドを顔に塗って悪化させた。眉毛が抜け落ち、目がただれた。病院でプロトピック、内服薬まで試したが根本的には変わらなかった。ステロイドの内服薬ではムーンフェイスになり、やめた途端に蕁麻疹まで出た。強迫性障害も重なり、本当に死にたいと思った時期もあった。

そんな自分が「いつか楽になりますよ」という医師の言葉に絶望し、たどり着いたのが一本の映画だった。


はじめに

「いつか楽になりますよ」

ステロイドの内服薬をやめた後、アトピーと蕁麻疹が全身に出た時期に、医師から言われた言葉だ。力なく微笑む医師の顔を見て、もう医者には任せられないと思った。

でも、じゃあどうすればいいのか。何も分からなかった。

そんな時期に、一本の映画と出会った。


ロレンツォのオイルという映画

1992年のアメリカ映画で、実話をもとにしている。

5歳の息子ロレンツォが「副腎白質ジストロフィー」という難病に冒される。余命2年と宣告され、医師たちも治療法がないと匙を投げた。

しかし両親のオドーネ夫妻は諦めなかった。医学の知識がゼロにもかかわらず、図書館に通い詰め、世界中の研究者に問い合わせ、自ら国際シンポジウムを開催した。そして独自に「ロレンツォのオイル」と呼ばれる治療法を生み出した。

医者が不可能と言ったことを、素人の親が成し遂げた実話だ。


この映画が自分を変えた

見終わった後、頭の中で何かが変わった感覚があった。

病院での診察は5分。医師を責めているわけじゃない。何十人もの患者を抱えていれば、一人にかけられる時間には限界がある。それは仕方のないことだ。

でも、医師にとって自分はしょせん他人事だ。

映画の中のオドーネ夫妻は違った。医学の知識がゼロでも、図書館に通い詰め、世界中の研究者に問い合わせ、自ら国際シンポジウムを開いた。「救いたい」という思いと情熱と努力が、専門家である医師をも凌駕した。それが実話だということが、画面を通して伝わってきた。

見ていて、勇気が湧いた。希望が湧いた。

自分のことを一番気にかけられるのは、一番時間をかけて症状を調べられるのは、自分しかいない。「救われたい」という自分自身の思いと情熱は、医師に匹敵するはずだ。

「医者主体」から「自分主体」へ。

この映画が、そう気づかせてくれた。


映画の後、自分がやったこと

映画を見てから、アトピーに関する本を読み漁り、調べまくった。

治る可能性を感じるものは何でも試した。それは決して楽な道じゃなかった。可能性がほとんどないと思われる藁であっても掴もうとする辛さだった。希望があるから苦しいのだ。最初から諦めてしまう方が、ある意味では楽だったかもしれない。

でも諦めなかった。

調べていくうちに、体の自己再生能力に注目するようになった。そして脱ステロイドを決意した。栄養の重要性、代謝、血流の重要性を考えるようになった。

その試行錯誤の末にたどり着いたのが、「血流が全て」という感覚だった。食事も、入浴も、生活リズムも、突き詰めると血流を整えることにつながっている。

自分が実際に試してたどり着いたものについては、こちらの記事も読んでもらえれば。

👉 【アトピーの痒みに】タウロミンを飲んでみた体験談


おわりに

ロレンツォのオイルは、全ての患者に効いたわけではなかった。映画の後日談を調べると、実際の効果には賛否両論あった。それでも、オドーネ夫妻の姿勢は本物だった。

可能性があるなら諦めない。専門家が無理と言っても、自分で動き続ける。

アトピーで行き詰まっている人に、まずこの映画を見てほしいと思う。そして、自分主体で動き始めるきっかけになればと思う。

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本記事は個人の体験と感想に基づくものです。医療的なアドバイスではありません。

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